秦野堅市 (はだの けんいち)
広島県在住のフリーランスウェブ制作、カメラマン。37歳で4人の子供を育てながら活動中。
22歳で大学を卒業後、会社員として働く。人と関わり、調整し、伝えていく仕事を続けるうちに、個人での活動を考えるようになる。
大阪のウェブ制作会社にWordPressを学んだ後、フリーランスとしてSTUDIO Tachimachiを開業。
WordPressを中心とした中小規模のWEBサイト制作・一眼カメラを使用した写真撮影・WEBやカメラに関する勉強会やセミナー活動等を行っている。
自身が個人事業としてまた副業として始めた事業であることから、同じ個人事業やフリーランス、小規模事業を応援したいと思っています。
[ 実績 ]
・ウェブサイト制作20件以上
・写真撮影「広報ひがしひろしま」その他メディア
・セミナー活動20回以上
いろいろな取り組み〜あたなの“伝えたい”のお手伝い
大学生の頃に出会った起業家に影響
この事業をやろうとした、そもそものきっかけを紐解くと大学生時代に出会った起業家の方に影響された事が今の行動の始まりでした。起業家とは?起業家精神とは?などを学んだ(気がする)。その後は会社員となったが根底にはその起業塾で学んだ価値観が残っていたのだろうなと…現在の活動をするに至ったのはそう言う事が心の底にあったと感じています。
幼少からの性格、クリエイティブ、お節介、チャレンジ
幼少の頃より絵を描く事が得意でした。また、積み木や紙工作などの「何かを作る」事に夢中になる性格でした。 自分の良いと思った事を、頼まれてもないのに相手にして(ギブ)してしまう性格でもありました。自分のクリエイトしたものが誰かの役に立ったと感じると満足を感じていた気がします(今思えば、かなりありがた迷惑だったかもなと反省)
あとは興味があると試したくなる…という性格からか、いままでいくつかの挑戦や仕事を経験してきました。養護教諭(保健室の先生)、バーテンダー、鉄板焼き屋さん、農業関係、建築関係、格闘技…大学で学んだものから実際に仕事として行ったこと等様々です。補足ですが、仕事関係は数日体験をして辞めた…などではなく、ちゃんと真面目に勤めた上でトラブル無く次に移っています。詳しく知りたい方はぜひメッセージ下さい(笑)
WordPressと一眼レフとの出会い
自分で何ができるか?を模索していた最中、子供の習い事のホームページ制作を行う事になります。その経験から、WordPressでのウェブサイト制作方法を知ることとなります。その後に大阪のウェブサイト制作会社からWordPressについて学び、同時にウェブサイトで使用する写真は自分で用意したほうが良いという事で、一眼レフも始める事になります。 これが後に現在の主力の活動内容となりました。
誰かの「伝えたい」のお手伝いをしたい
いろいろと試した結果として誰かの想いを形にする、と言う事が現在の活動の中心になっています。クリエイトする、誰かにお節介をやくと言う性格にマッチした形となったなとしみじみ感じています。 ウェブサイト制作、写真撮影どちらも「伝える」と言う事が本質的なものであるので、自分の力で誰かの「伝えたい」をお手伝いできればと考えています。
ウェブサイト制作への想い〜誰もが情報発信をしていく世の中へ
誰もが情報発信できる世の中
現在の世の中は、情報発信の方法が容易になり、誰もが意見や知識をシェアできるようになりました。スマートフォンという小型PCとも言える道具を、1人に1台は持っていると言っても過言ではない中で、ウェブサイトは一人ひとりが価値を発信できる重要なツールとなっています。私はこの誰もが情報発信する世の中で、ウェブサイトを使った様々な方の活動を応援したいと思っています。
ウェブサイトの真の価値とは?目的の明確化
ウェブサイトを何のために使うか?という目的について考えたことはあるでしょうか。一般的には、「見た目が良ければOK」「持っていればそれでいい」といった認識が未だに広まっています。そうした状況からか、安価なウェブサイト制作が横行しているとも言えます。しかし、私はこの点に強く疑問を感じています。言ってしまえばウェブサイトは単なる道具に過ぎません。目的が不明確であれば、どんなに見た目が良くても、その道具は活かされず結局は「使っていない」「効果がない」と同じことだと考えます。道具は目的を持って使われるべきです。このウェブサイトは何のために作るのか?ユーザーにどうしてほしいのか?ということをしっかりと考える必要があります。
アクセシビリティの進化〜誰もが手に入れられる情報発信ツール
かつて、ウェブサイトは高額であり、多くの企業や個人にとって手が届かないものでした。制作も難解で、全く知らない人がとても手を出せるようなものではありませんでした。しかし、今や様々なツールが発達し、制作や軽微な更新程度であればあまりウェブサイトに関して詳しくない人でも行えるようになりました。制作費も昔と比べると格段に安くなりました。インターネットのユーザー数も、スマートフォンが普及し、誰でも簡単に情報にアクセスできる時代になったことで爆発的に伸びています。このような環境下でウェブサイトを持たない、あるいは活用しないのは、多くのチャンスを逃していると言えます。
多様な働き方、多様な発信〜ウェブサイトの変わらない価値
現在は個人事業主、フリーランスや小規模ビジネスと言った働き方が増えていることはご存知でしょうか。昔と違い、個人でも戦えるビジネスの場が増えている今の世の中で、ウェブサイトは価値ある戦略や戦術として活かされるべきです。もちろんウェブサイトが全てではありませんが、現代の戦略に適した手段として、その有用性はとても高いと考えています。
SNSとウェブサイト:多角的な情報発信戦略
SNSも情報発信の有力な手段ですが、それと並行してウェブサイトを活用することで、より信頼性と影響力を高めることができます。例えば、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookで活動の報告を行い、存在確認をすることであなたへの興味を引き付け、ウェブサイトへの確認へ繋げる事ができます。これはSNSの場合ですが、これをオフラインの場でも活用することもできます。
誰もが情報発信できる世の中、あなたの力になるために
情報発信がこれほど重要な時代で、私はウェブサイト制作の専門家として、誰もが自分自身のコンテンツを広め、社会の需要に深く関わっていけるようなサポートができるよう努めていきたいと考えています。この想いにもし共感して頂ける方は、ぜひ私たちスタジオたちまちへご相談ください。価値あるウェブサイトを一緒に育てていきましょう。
ウェブサイト制作を始めたきっかけと体験〜人に伝える難しさを痛感
聞いていない・見ていない・考えていない、これがスタンダード
サラリーマンとして働いている際に、いかに「人に伝える」ということが困難か、ということを身にしみて感じてきました。何度言葉で伝えても忘れてしまう。何度も見てもらっても、覚えていない。何度も経験したはずなのに、同じことを繰り返す…つまり考えてその事象に向き合っていない。そういった事を繰り返し見ていると、憤りを感じるさなか、自分自身もそうである一面が有ることに気が付きました。
もしかして、これは個別的なことではなく、全体に起こりうる状況なのでは??という疑問をそこで初めて感じました。試しに、何度も同じことを伝える、文字とイラストでわかりやすく見せる。言葉を噛み砕いて、簡略化してから伝える、そうすることでこれまで忘れた、聞いてない、同じ失敗をするということが徐々にですが改善されていきました。そのことから、人間そのものがいかに特定の何かに注意を向ける事が難しいか、ということを体感しました。
人はごくごく普通の状態でも、聞いていない・見ていない・考えていない、ということが標準である。そういった前提に立つことで初めてちゃんと物事を伝える事ができるんだな・・・と深く感じた出来事でした。
求めていないことは興味がない、当たり前だけど忘れがちなこと
人は求めていないことには興味がない。とても当たり前に聞こえますが、ウェブサイト上ではそれが忘れられがちです。これは子供の習い事に関わることで体験した出来事です。
とある子供の習い事で、生徒数が足りないという出来事がありました。「よし!それならポスティングをして生徒を募ろう!」ということで皆さんと協力して一生懸命作ったチラシを大量に印刷し、配布していきました。確かポスティングをした時期はまだ寒かった年末。来春の春には新しい生徒が来てにぎやかだろうなという未来を描いていました。
結果は惨敗、だれも来ることもなくそのポスティングは悲しい結末を迎えることとなりました。
そこで次の手として進めたのが、「ホームページ制作」でした。おそらく当時は誰もそのホームページから生徒が増える事は期待していなかったんだろうなと思います。そんな中で具体的に制作を行ったのが、最低限の紹介と表示、地元地域名と習い事のキーワード。これをgoogleの検索表示で上位を狙った結果、なんと見学者が徐々に増えていきました。
あれから数年、現在では数十名となる人気の習い事教室となっています。ウェブサイトの力ってすごいんだな、と改めて感じる中、「自ら検索、探した結果に対しては積極的に関わってくるものなんだな」という気づきを得ることができました。
これは確率のお話かもしれませんが、ポスティングで配った枚数は多くても数百枚、に対して年間で閲覧されたウェブサイトの回数、数万回。この中で自ら求めてきた興味のある人が連絡をくれたということです。閲覧回数に対する見学者希望者数を考えると、かなりの低確率になります。ポスティング程度では求めている人に対してとても訴求ができているものではなかったわけです。
何かを求めている人はインターネット上で探している。それを拾う(需要を集める)ことは、何かの目的を達成しようとしている人に深く貢献できることではないか?という思いを起こさせてくれた出来事でした。
ウェブサイト制作自体が目的じゃない、本当の目的は…?
ウェブサイト制作は現在の世の中でよく聞く魅力的な仕事の一つのように感じます。しかし、その実、本質的な部分が抜け落ちてしまっているようにも感じています。
私は子供の習い事がきっかけでウェブサイト制作そのものに興味が出た結果、少しづつ制作方法を学び始めていきました。その最中、「ウェブサイトを作りたい」という希望者に出会うことになりました。結果としてその方はウェブサイトを作ることは有りませんでしたが、それに至る過程で様々な気づきを得ることができました。
その方は「ウェブサイトを作りたい」という思いが先行して、そのウェブサイトで何をどう紹介したいのか?ということがまるで明確化されていませんでした。ウェブサイト制作のきっかけとして、子供の習い事のホームページを作り、生徒を増やすために問い合わせをしてもらう事を目的として、検索される需要の有るキーワードを手探りしていくという手段を取り、目的を達成した身としては不思議な要望でした。
「この方は何のためにウェブサイトを作りたいのだろう?」
そういう思いでお話を聞いていると、どうもご自身の活動を記録したいだけだ、ということが分かりました。
結果として、ウェブサイトを制作するよりも、アメブロやnote等、不特定多数では有るけれど既に多くの人に見てもらえるような環境が整った場所が適しているという判断になりました。そうしてウェブサイト制作にはなリませんでしたが、その依頼された方も、不要な出費をかけずに目的を達したという出来事が有りました。
商売人としてはあまり上手くないなとは振り返って思います(笑)。ただ大切なのはその方が持っている目的は何なのか?ということを考えることが非常に重要である、ということでした。
場合によってはご本人自身が本来の目的を見つけることができていないケースもあります。そんなときには、「目的はなんでしょうか?」という問いを投げかけるようにしています。そうすることで最大限お互いのミスマッチを防げるのでは、と考えています。
何を考えてウェブサイトを作っていくのか〜これから行っていく活動
ウェブサイトを作るということは、私にとって「誰かのお手伝いをする」という意味を持っています。具体的には、その人が誰に何をどういう風に伝えたいことを伝えるのか、ということをインターネットや写真、文章を使って策を提案していくというものになります。なので、大切なのは目に見える画面に映し出されたものではなく、その裏側にある目的や手段である部分になります。
もちろん見た目の価値も重要です。目に入ってくる画像やテキスト、時に動画やイラスト、動的な効果等は訪れたユーザーに体験を与えて目的へ誘導してくれます。しかし、それらはあくまで二次的な効果であり、最初に考える部分ではありません。まずは、そのウェブサイトを誰に見てほしいのか、そして見た人にどうして欲しいのか、それをしっかりと考えることが大切です。
例えば飲食店を開きたいとあなたは考えています。好みのデザインの看板、店内の白い壁、オシャレな椅子やテーブル、きれいな食器…。趣味のパンでも焼いて、友達の雑貨を一緒に売ってみる…。そう言ったイメージを持ったとします。しかし、それでお客さんは来てくれるのでしょうか?
まずそのお店は何屋さんでしょうか。そのお店の場所はどこにあるのでしょうか。どうやってお客さんにお店を知ってもらうのでしょうか。どんなお客さんに来てもらいたいお店なのでしょうか。来てくれたお客さんには何を頼んでほしいのでしょうか。頼んだその料理の価値はどんなものがあるのでしょうか。
そういった事を練る所からスタートすると、迷走すること無くウェブサイトを作り上げることができます。特に個人事業だったり、フリーランス、小規模事業ビジネスをされている方は、ウェブサイトはデザインよりもこの部分を練ることが成功への第一歩なんじゃないかなと考えています。できることならウェブサイトはお任せいただき、本来のビジネス・事業に集中していただく形が効率的ではないかなと考えています。
ぜひまずはご相談からお問い合わせください。