【悩み解決】PHP7.4以降のバージョンアップしたらブラウザでエラーがでて表示されなくなった

2025年2月22日

Fatal error: Array and string offset access syntax with curly braces is no longer supported
in /home/※※※/※※※/public_html/wp-content/plugins/clean-options/cleanoptions.php on line ※※※

やば、サーバーでPHPのバージョンアップしたらこんなエラーが出ちゃったよ…

TOPIK

エラーの意味

• 致命的なエラー (Fatal error) → スクリプトの実行が完全に停止する
• “Array and string offset access syntax with curly braces is no longer supported”
→ {} を使った配列・文字列のアクセスがサポートされなくなった
• cleanoptions.php on line ※※※
→ clean-options プラグインの cleanoptions.php の※※※行目で問題が発生

このエラーは、PHPのバージョンアップによる文法の変更が原因で発生しているようです。具体的には、PHP 7.4 以降では {}（波括弧）を使った配列や文字列のアクセスが廃止されたため、上のようなエラーになります。

なるほどね、文法…使っているテキストがより厳密になったってことね

エラーの原因

PHP 7.4 以降では、配列や文字列のインデックス指定に {} を使用できなくなりました。

例えば、以下のようなコードがあるとエラーになります：

// PHP 7.3 までは動作する
$string = "Hello";
echo $string{1}; // 'e' を取得（エラー）

$array = [1, 2, 3];
echo $array{1}; // 2 を取得（エラー）

なるほどね、だから定期的な更新が必要なのか…

解決策

修正方法は {} を [] に置き換えることです。

修正前 (エラーの原因)

$value = $string{1};   // 波括弧 `{}` を使用 (エラー)
$item = $array{0};     // 配列の要素に `{}` を使用 (エラー)

修正後 (エラー回避)

$value = $string[1];   // 角括弧 `[]` を使用
$item = $array[0];     // 角括弧 `[]` を使用

ふむふむなるほど…というけど、これ普通の人はできるかな？ｗ

具体的な対応方法

方法1: プラグインの修正

1. FTPまたはサーバーのファイルマネージャーで cleanoptions.php を開く

2. ※※※行目に {} を使用している箇所を探し、[] に修正する

3. ファイルを保存して、エラーが解消されるか確認

方法2: プラグインを更新

clean-options プラグインが公式にPHP 7.4以上対応している場合、更新で解決する可能性があります。

• WordPress管理画面 > プラグイン > 更新 から clean-options プラグインを更新

方法3: PHPのダウングレード (推奨しない)

一時的な対応として、PHPのバージョンを7.3以下に戻すことでエラーを回避できます。

• サーバーの管理画面 (cPanelやConoHaなど) でPHPバージョンを変更

• ただし、PHPの古いバージョンはセキュリティ的に非推奨なので、最終的には修正が必要

とりあえずわけがわからない場合は、PHPのバージョンダウン、それから対象のプラグインを更新したり削除したりして、再度バージョンアップしてみよう

結論

• clean-options プラグインの※※※行目を [] に修正するのが最善策

• プラグインが最新でない場合、アップデートを試す

• 一時的な対応として PHPを7.3に戻す ことも可能だが、推奨はしない

補足　Clean Options プラグインとは？

Clean Options は、WordPressのデータベースに蓄積された不要なオプション（設定データ）を削除するためのプラグインです。

WordPressサイトを長期間運用していると、不要なプラグインやテーマを削除しても、その設定データがデータベースに残り続けることがあります。Clean Options は、こうした使われていないデータベースのエントリを検出し、削除することで、WordPressの動作を軽量化し、データベースのクリーンアップを行うのに役立ちます。

主な機能

1. 未使用のオプションをリストアップ

• WordPressの wp_options テーブルをスキャンし、現在アクティブなプラグインやテーマで使用されていないデータをリストアップ。

2. オプションの一括削除

• 必要のないオプションデータを手動または一括で削除できる。

3. 誤削除の回避

• 削除前にリストを確認し、重要なデータを間違えて削除しないようにできる。

4. データベースの最適化

• 不要なオプションを削除することで、データベースのサイズを縮小し、サイトのパフォーマンスを向上させる。

古いプラグインを放置しちゃっていたなぁ…気をつけよう！